「旅するパガニーニ」──200年前の“スーパースター”の素顔
先週クレモナ国立図書館で開催された出版記念イベント《In tournée con Paganini(パガニーニと旅して)》に参加しました。 本書はドイツ人ジャー ...続きを読む
先週クレモナ国立図書館で開催された出版記念イベント《In tournée con Paganini(パガニーニと旅して)》に参加しました。 本書はドイツ人ジャー ...続きを読む
今年の5月半ばころから、当工房の隣に素敵なカフェができました。 最初は「駅からかなり離れてるけど、来客が見込めるのかなぁ?」と、同じ自営業者として少し不安でした ...続きを読む
既にご存じの方も多いと思いますが、当工房セレーノは2026年1月に広島に移転します。 大阪では多くの方にご利用頂きありがとうございました。 長年のお付き合いに ...続きを読む
この6月、ブルガリア カザンラックで行われた国際弦楽器製作コンクールの審査員をさせて頂きました。 審査委員長は師匠であるMaestro Gio ...続きを読む
去る8月28日、特別な演奏会が開かれました。 それは、僕たちBATO兄弟が製作したヴァイオリンを使った「VIOLIN DUO RECITAL」。 ステージに立つ ...続きを読む
ここ数年、夏になると決まって我が家のメダカの水槽にカエルがやって来る。 最初はメダカを食べに来たのかと思い、見つけては追い出していた。けれど数日すると、また同じ ...続きを読む
バイオリンの弓の材料にも使われる木ペルナンブーコですが、近年では輸出が制限され手に入れることが難しくなっています。 そこで、手に入るうちに購入しようと思い立ち、 ...続きを読む
こんにちは、クレモナの西村翔太郎です。 昨年、思いがけない依頼をいただきました。依頼主は、日本が誇る東京クヮルテットの創設者でチェリストの原田禎夫さん。そ ...続きを読む
こんにちは、義教です。 健康に変わらぬ日々を過ごしています、ありがとうございます。 早いもので前回から2年が過ぎているようですね、今年もカブトムシは成虫になりま ...続きを読む
先日、とあるバイオリンリサイタルに行ってきた。 詳細は省くが、御年80歳にして今まで弾いてこられた愛好の曲を11曲!全て暗譜で演奏、素晴らしかった。 哀愁に満ち ...続きを読む
こんにちは。安冨です! 勤務している学校で、ゴールデンウィークに東京国際フォーラムで実施された国内最大のクラシック音楽の祭典、ラ・フォル・ジュルネTOKYO20 ...続きを読む
本年5月に日本に一時帰国しておりました。 滞在日程の関係で4月の関西弦楽器製作者協会の展示会には参加できなかったのですが、 5月3~5日のラフォールジュルネのス ...続きを読む
ゴールデンウィークが明け、初夏の日差しが眩しい今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか。 私、池渕考介は妻と来月2歳になる娘と楽しく暮らしております。 さて、バ ...続きを読む
弦楽器店は大体楽器の修理、調整、販売を主にしてます。 しかし、製作もしたい自分の作品も作りたい、この両方のバランスを良く取って続ける事に皆さんはよく尽力している ...続きを読む
お陰様で今年の6月でLiuteria TAKASHIは10周年を迎えさせて頂きます。 自分でも実感の沸かない年数でもありますが、区切りの年かとも思いますので、こ ...続きを読む
《弾きにくいヴァイオリンを作る・・・・》 最近作るヴァイオリンは、誰にでも弾きやすい楽器ではなくなっている様です。 正確なポジションとその楽器に合わせた正しいボ ...続きを読む
私は今年83歳、引退する時期かとも思うが、展示会での若い製作者や来場者との交流、来店して頼りにしてくれる人たちや新作ができるのを楽しみにして試奏・評価してくれる ...続きを読む
2024年5月に行われた関西弦楽器製作者協会展示会に初めて参加しました。 多くの方にお立ち寄りいただき、弓についてお話をさせていただきました。 そのなかで多くの ...続きを読む
次回展示会に出品予定のバイオリンがニスの仕上げの段階ですので、ニスの話を少々。 今回の楽器はアルコールニスで、ピカピカの新作仕上げです。 ひとことでアルコールニ ...続きを読む
成功はすべて運によるものだ――少なくとも、哲学者ギャレン・ストローソンの考えに従うならば。 人間は完全に自由な選択をすることができない、と彼は言う。何かを成し遂 ...続きを読む
皆様こんにちは。 今回のコラムでは、製作とは離れますが原理的には繋がっている 会計について少しだけ書きたいと思います。 バイオリン業界で独立されて ...続きを読む
現代は誰しもが忙しく、「無駄なことに時間を使うなんて」という声が聞こえてきそうな世の中です。 しかし、職人にとって「無駄」とは単なる非生産的な時間ではなく、自分 ...続きを読む
はじめまして、愛媛県松山市で主にコントラバスを作っている西村啓志と申します。 2012年から2019年末までイタリア、クレモナで勉強した後、出身地でもあるこ ...続きを読む
第306回の担当は、静岡でアトリエアサヒという工房をしている中尾正人です。 2023年より、ここ関西弦楽器製作者協会のメンバーになりました、皆さんどうぞよろしく ...続きを読む
クレモナの巨匠アントニオ・ストラディヴァリ(1644?-1737)が残した名器は皆様よくご存知と思いますが、ストラディヴァリの工房ではその楽器を顧客に提出する際 ...続きを読む
こんにちは、クレモナでヴァイオリン製作活動をしております根本和音です。 今年2024年、ここクレモナで3年に1度のヴァイオリン製作者コンクール、通称「トリエンナ ...続きを読む
私が「ピザパイ」なる食べ物を知ったのは高校生の頃だったと思う。 溶けたチーズの乗ったお好み焼きのような食べ物など、食べる気がしなかった。その頃まで、日本人のチー ...続きを読む
ルボーステインというものを皆さんご存知だろうか? 楽器の見た目を古く見せる仕上げを好む者に限らず、海外の製作者の間では以前から知られている着色料で、18世紀フラ ...続きを読む
今年はトリエンナーレの年でしたので、久しぶりにクレモナに来ました。 トリエンナーレには何度か参加していましたが、前回はコロナ騒ぎで来られなかったので6年ぶりのク ...続きを読む
2007年、この頃のブリティッシュポンド、£対¥ 日本円の為替レートは、1£=約¥270~¥280くらいしました。 ヒースロー空港からプロペラ機に乗り換えて、マ ...続きを読む