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コロナ渦でも前向きに♪

第225回 大島 崇史(2021.6.5)
大島 崇史

緊急事態宣言下の中ですが
皆さん元気でお過ごしでしょうか
私の工房がある枚方市樟葉は
大型販売店や飲食店が休業していることもあってか
活気もなくどことなく寂しい雰囲気でしたが
最近は初夏の日差が工房に入ってくるようにもなり
気持ちが明るくなります
皆さんが気持ちよく生活できるように
少しでも早くコロナ感染の拡大が収束して欲しいと願います

さて今回のコラムでは
バイオンにまつわる家族のちょっとしたエピソードを書きたいと思います

今年のGWに父が体調を崩し入院しました
コロナ禍では面会もできず電話でのやり取りしかできません
そんな中
入院生活で退屈な父は趣味で演奏している
バイオリンに関する著書を愛読していたそうです

入院生活が3週間程度過ぎた頃でしょうか
主治医が病室へ入って来た時に
愛読していた本に気づいた主治医は
「バイオリンをしているのかな?」と話しかけてきたそうです
その話しの流れから
息子がバイオリン職人である事や近所で工房を構えている話をすると
主治医の話がバイオリン中心の話題となり
父曰く「普段よりも数多く部屋に来てたわ」と
「工房の名刺を下さいと、その為に部屋に入ってきたわ」とも…
父はそんな出来事があったと声を弾ませ電話してきました

また先日ですが
少しずつ喋りだした娘(1歳半)が保育園で
バイオリンの絵本を見て「△※〇◆リン!!」と声を上げて
夢中で指をさしていましたよと先生から教えてもらいました

私には4歳の息子もいるのですが
鉛筆が持てるようになり
ピアノ教室で音階を書く宿題を出されるので
私が宿題を見てやり教えるのですが
最近はお気に入りのト音記号や4分休符ばかり書きたがり
一向に音階を覚えてくれず手を焼いています…
そんな息子がバイオリンを弾く日が来るのかと思ってしまいます

私は
父が主治医とのやり取りを
声を弾ませ話してくれたり
子供達から微笑ましい話を聞かせてもらうなど
バイオリンを通して明るい気持ちになれました

まだコロナが収束していない中
演奏会や音楽教室の発表会も満足にできない状態が続いていますが
その中でも新しい出会いや成長の機会を見ることができるのも
忘れずにいたいと思います