変わったバスバー
第291回 田中和彦 (2024.04.20)
修理・調整の仕事でいろんなバスバーに出会います。
厚過ぎたり、高過ぎで振動を妨げてるバスバーを削ったり、
華奢過ぎる物を交換したりして、
適切な(私が適切と思う) 状態にする事があります。
適切な(私が適切と思う)
極端に細く短いバスバーです。
〔 1900年代初頭のフランスの名工の楽器に付いていました)
〔
一般的には
長さ270mm〈楽器のボディ長の3/4〉
厚さ5, 5mm〜6,2mm
高さ10mm〜15mmで端にいくほど低くなります。
長さ270mm〈楽器のボディ長の3/4〉
厚さ5,
高さ10mm〜15mmで端にいくほど低くなります。
その中で時々びっくりする様なバスバーに出会います。
今回はそんな特殊なバスバーを紹介します。
まず穴を空けたりパイプ状の物を取り付けたバスバーです。 ドイツ特許物の様です。
狙いや効果・ 結果は皆様の想像や研究にお任せしたほうが楽しいと
思いますので 私の感想は控えておきます。
思いますので
もう一つは、アッパーとロウアーのバウツ部を浮かした物です。
こちらはフランス特許みたいです。
皆様は如何思いますか?