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梅雨時期バイオリンの変化と注意点!

第226回 耿 暁鋼(2021.6.20)
耿 暁鋼

梅雨がやってきますね。毎年毎年の事ですが、

ペグが回しにくくなったり、指板がペタペタしたり、弦が錆びたり、時々剥がれたりそして何より!音が全然響かなくなる!!

その中によく出てくるのが指板が下がっている事。指板が下がると弦高が高くなり、とても弾き辛くなります。

この指板が下がっている原因は、実際ボディは湿気による木材の膨張で表板と裏板横に伸びたいですが、横板に膠で固定していますので横に伸びできなく上下に上がるしかないの原因で、梅雨の時期弦高が高く感じたらすぐ1~2日に乾燥している環境にしていれば1mm以内でしたらけっこう戻るんですよ。秋まで我慢していたら戻れなくなり、ネック上げの修理になって時間と御金の掛かる事になります。

この時期一番注意したいのがケースに乾燥剤を入れる事と湿気度60%以上なところに楽器が弾かないこと。実際弦高が高くなっていなくても、ボディの少しの膨張で魂柱が緩くなって楽器が響かなくなています。あなたの楽器が大丈夫ですか?梅雨時期楽器のメンテナンスがとても重要ですよ。