音楽との関わりとして
音楽、とは時間の内において存在する芸術である。 実在せず、形を取らず、しかし記憶の中に刻み込まれるものだ。 あるいは記憶の中にあったものが呼び起こされるとも言え ...続きを読む
音楽、とは時間の内において存在する芸術である。 実在せず、形を取らず、しかし記憶の中に刻み込まれるものだ。 あるいは記憶の中にあったものが呼び起こされるとも言え ...続きを読む
地元、四万十町で工房を開き、1年がたちました。 去年の夏から友達と、「高知の文化首都を目指す会」というものをつくり、築100年をこえる古民家を使って、主にクラシ ...続きを読む
しかしまぁ、、、、10年というのはあっという間の出来事でした。 始めた当初はまさかこんなに飯を食っていくのが大変になるとも思わず100パーセント夢を見ながらのス ...続きを読む
我が家はもともと三味線屋でした。今も三味線屋として営業しておりますが。 そのお店の半分をバイオリン工房に改装することになりました。 3月で会社を退社するも決まり ...続きを読む
様々なところで見聞きする単語である。 ハーモニーというカタカナでもよくでてくる。この言葉を聞いて人は何を連想するのだろうか? クラシック音楽を愛される方々はヴィ ...続きを読む
早いもので、関西弦楽器製作協会の展示会も今年で4回目を迎えます。 第1回目の時、みなさん準備が大変でした。開催される当日もお客さんの入りが心配で心配で落ち着かな ...続きを読む
今回 、久々に時間が出来たので釣りに行ってきました( ´ ▽ ` )ノ 天気はあいにくの曇り空 。雨じゃ無いだけよかったけど…笑。 自宅から車をとばして高速道路 ...続きを読む
我工房では修理や調整で見えたプロの演奏家に作り立ての自作バイオリンを試奏して貰い、音・ニスの質感・作りを批評して貰う機会が度々ある。17、8世紀のクレモナでも名 ...続きを読む
コラム掲載の一筆は楽器製作とは違った意味で心地良い緊張感があるものです。 さて、私、今年から以前からお客様からのお声もあり分数楽器(3/4サイズからですが)を手 ...続きを読む
皆さんこんにちは、早いもので1月の下旬になってしまいました。50歳を過ぎると時間の加速に拍車が掛かった感じがします。それで少しでも遅らすために、弦楽器職人の道に ...続きを読む
新年あけましておめでとうございます。 昨年はいろいろありました、 うれしいことかなしいことぜんぶまとめてガンバロウ日本。 本年もよろしくお願いします。 平等院鳳 ...続きを読む
私がバイオリン製作を勉強するためにクレモナに留学したのは、2001年の秋でした。 1993年 ウィーン・ニューイヤーコンサートの収録現場にて それ以前は、NHK ...続きを読む
ヴァイオリンに限らず楽器は音楽を奏でる器として何らかの必然性をその体内に内包している。 最近私は日本古来の笛である篠笛や真笛を趣味として製作して楽しんでいる。そ ...続きを読む
今の私があるのは親方のおかげである。当時はシンドイだけで感謝の気持ちなど・・・ 24歳より始めて今年で25周年、なんだかスーパーみたいなゴロだけど本当のことだ。 ...続きを読む
はじめに どうもこんにちは。第19回のコラムを担当させていただく大森です。 今回は新作楽器の購入に於いて時に問題となりうるニスの話題について書くことにしました。 ...続きを読む
先日、京都を旅行する機会がありました。 この旅の一番の目玉は蹴上にあるウエスティン都ホテルの和風別館、佳水園への宿泊でした。 佳水園は、東京赤坂の迎賓館改修の監 ...続きを読む
イタリアクレモナで年に一度のbigイベント、モンドムージカ。名立たるクレモナのマエストロはもちろん、海外からも職人、ディーラー、大小メーカーなど多くのブースが立 ...続きを読む
弘法大師(空海)は熊野の海岸で洞窟に座して瞑想修行中、突如、体が大きく膨らみ洞窟を抜け出し雲を抜け、空高く天に昇りて、座禅している小さな砂のような己の姿を見て悟 ...続きを読む
2003年に私の2本目のチェロが出来ました。その年の春、音大の1年生に入学した東京の女学生さんにこのチェロを買って頂きました。今年6月頃その女性から電話がかかっ ...続きを読む
ちょっと一息、というときの飲み物にはいろいろありますが、ぼくはコーヒーが好きです。 夏でもホットコーヒーです。 サントス産コーヒー豆 もともと実家が喫茶店で気軽 ...続きを読む
ヨゼフ・スーク氏が亡くなられたという記事が先日の新聞に載っていました。 私にとっては特別な思いのある演奏家でした。 初めて氏の演奏を聴いたのは1970年代の終わ ...続きを読む
バイオリン製作者・・・なんて聞くと「来る日も来る日もバイオリンばかり作っている人」なんてイメージでしょうか。 まぁ間違いではないですが、バイオリン以外も作ります ...続きを読む
バブル経済の絶頂期に中高生時代を過ごし、その埋み火がまだ熱いうちに大学生時代を過ごした僕ら団塊ジュニア世代は学習するに勉強するにしろ、今思うと、たいへん恵まれた ...続きを読む
皆様はじめまして。 今回のコラムを担当させて頂くことになりました、京都嵐山にて仕事をさせて頂いております「TAKADA弦楽器工房」の高田です。 他の会員の方々が ...続きを読む
昭和54年の6月 朝刊の求人欄を見た日から私と仕事の関わりが始まりました。音楽にまつわる仕事ができたらいいなと安易な考えだった私は当時20歳。 求人欄の「ピアノ ...続きを読む
今回は関西弦楽器製作者協会がどの様な経緯で今に至っているか書いてみます。 私がイタリアの修業から帰国したのは1992年のことだった。ある日、一通の招待状が届いた ...続きを読む
私は青森県八戸市生まれです。育ったのは東京ですが、毎年夏になると新幹線と特急を盛岡で乗り継いで祖父母に会いに行っていました。日中は海水浴に、夜になると叔母が車を ...続きを読む
今回は私、河辺が弓についてお話をさせていただきます。 楽器と弓、共に長い時間の中で多くの改良が重ねられて現代に至っているのですが、弓も200年ほど前には、その殆 ...続きを読む
少し昔の話 住んでいた町の風景 この近くに工房がありました 今から20数年前私は、旧西ドイツ南部バイエルン州の小さな町の弦楽器工房で働いていました。 シトロエン ...続きを読む
驚きました、60個!! 何の数だと思われますか?なんと、なんとヴァイオリンのパーツの数なのです。 みなさん、こんにちは!今回コラムを担当します、やち 陽子です。 ...続きを読む