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音を記憶するということ

第22回 菊田 浩(2011.12.20)

私がバイオリン製作を勉強するためにクレモナに留学したのは、2001年の秋でした。 1993年 ウィーン・ニューイヤーコンサートの収録現場にて それ以前は、NHK ...続きを読む

楽器のデザインとサイズの話し

第21回 糟谷 伸夫(2011.12.05)

ヴァイオリンに限らず楽器は音楽を奏でる器として何らかの必然性をその体内に内包している。 最近私は日本古来の笛である篠笛や真笛を趣味として製作して楽しんでいる。そ ...続きを読む

私の親方

第20回 後藤 陽一(2011.11.20)

今の私があるのは親方のおかげである。当時はシンドイだけで感謝の気持ちなど・・・ 24歳より始めて今年で25周年、なんだかスーパーみたいなゴロだけど本当のことだ。 ...続きを読む

新作楽器のニスに起こる問題と豆知識

第19回 大森 琢憲(2011.11.05)

はじめに どうもこんにちは。第19回のコラムを担当させていただく大森です。 今回は新作楽器の購入に於いて時に問題となりうるニスの話題について書くことにしました。 ...続きを読む

楽器作りと建築

第18回 岸野 大(2011.10.20)

先日、京都を旅行する機会がありました。 この旅の一番の目玉は蹴上にあるウエスティン都ホテルの和風別館、佳水園への宿泊でした。 佳水園は、東京赤坂の迎賓館改修の監 ...続きを読む

クレモナ・モンドムージカのシーズンでした!

第17回 永石 ‎勇人(2011.10.05)

イタリアクレモナで年に一度のbigイベント、モンドムージカ。名立たるクレモナのマエストロはもちろん、海外からも職人、ディーラー、大小メーカーなど多くのブースが立 ...続きを読む

青い水球・地球の端にて

第16回 藤田 政信(2011.09.20)

弘法大師(空海)は熊野の海岸で洞窟に座して瞑想修行中、突如、体が大きく膨らみ洞窟を抜け出し雲を抜け、空高く天に昇りて、座禅している小さな砂のような己の姿を見て悟 ...続きを読む

やり直し

第15回 豊島 継男(2011.09.05)

2003年に私の2本目のチェロが出来ました。その年の春、音大の1年生に入学した東京の女学生さんにこのチェロを買って頂きました。今年6月頃その女性から電話がかかっ ...続きを読む

コーヒーとぼく

第14回 古川 皓一(2011.08.20)

ちょっと一息、というときの飲み物にはいろいろありますが、ぼくはコーヒーが好きです。 夏でもホットコーヒーです。 サントス産コーヒー豆 もともと実家が喫茶店で気軽 ...続きを読む

ヨゼフ・スーク氏に

第13回 三宅 広(2011.08.05)

ヨゼフ・スーク氏が亡くなられたという記事が先日の新聞に載っていました。 私にとっては特別な思いのある演奏家でした。 初めて氏の演奏を聴いたのは1970年代の終わ ...続きを読む

バイオリン作りのとある一日

第12回 鈴木 公志(2011.07.20)

バイオリン製作者・・・なんて聞くと「来る日も来る日もバイオリンばかり作っている人」なんてイメージでしょうか。 まぁ間違いではないですが、バイオリン以外も作ります ...続きを読む

本棚の中から

第11回 篠崎 渡(2011.07.05)

バブル経済の絶頂期に中高生時代を過ごし、その埋み火がまだ熱いうちに大学生時代を過ごした僕ら団塊ジュニア世代は学習するに勉強するにしろ、今思うと、たいへん恵まれた ...続きを読む

バイオリン職人の休日

第10回 高田 博史(2011.06.20)

皆様はじめまして。 今回のコラムを担当させて頂くことになりました、京都嵐山にて仕事をさせて頂いております「TAKADA弦楽器工房」の高田です。 他の会員の方々が ...続きを読む

皆様よろしくお願いします

第9回 杉本 有三(2011.06.05)

昭和54年の6月 朝刊の求人欄を見た日から私と仕事の関わりが始まりました。音楽にまつわる仕事ができたらいいなと安易な考えだった私は当時20歳。 求人欄の「ピアノ ...続きを読む

関西に生まれた新しい弦楽器職人の組織

第8回 岩井 孝夫(2011.05.16)

今回は関西弦楽器製作者協会がどの様な経緯で今に至っているか書いてみます。 私がイタリアの修業から帰国したのは1992年のことだった。ある日、一通の招待状が届いた ...続きを読む

チャリティーコンサート

第7回 清水 ちひろ(2011.05.05)

私は青森県八戸市生まれです。育ったのは東京ですが、毎年夏になると新幹線と特急を盛岡で乗り継いで祖父母に会いに行っていました。日中は海水浴に、夜になると叔母が車を ...続きを読む

弓のバランス

第6回 河辺 恵一(2011.04.20)

今回は私、河辺が弓についてお話をさせていただきます。 楽器と弓、共に長い時間の中で多くの改良が重ねられて現代に至っているのですが、弓も200年ほど前には、その殆 ...続きを読む

思いで

第5回 猪子 宏明(2011.04.05)

少し昔の話 住んでいた町の風景 この近くに工房がありました 今から20数年前私は、旧西ドイツ南部バイエルン州の小さな町の弦楽器工房で働いていました。 シトロエン ...続きを読む

ヴァイオリンの奇跡

第4回 やち 陽子(2011.03.20)

驚きました、60個!! 何の数だと思われますか?なんと、なんとヴァイオリンのパーツの数なのです。 みなさん、こんにちは!今回コラムを担当します、やち 陽子です。 ...続きを読む

原体験

第3回 畑 亮一(2011.03.05)

子供の頃は音楽の授業があまり好きではなかった。学校で教わる楽典の基礎など全然面白くなかったし一体それのどこが「音楽」なのか分からなかった。ただ、合唱やリコーダー ...続きを読む

言語/Language/Lingua

第2回 馬戸 建一(2011.02.20)

「ダーリンは外国人」って知ってます?私はまだ見てないんですがね。うちの奥さん、日本語も英語も3ヶ国語使えるイタリア人なんです。ボローニャ/Bologna出身の在 ...続きを読む

アベーテ ロッソの森へ

第1回 鈴木 郁子(2011.02.05)

1月にイタリアに行って参りました。いつもはMONDO MUSICA(毎年クレモナで開催される弦楽器の見本市)の開催される10月上旬に訪れますので、私としては久し ...続きを読む