1. ホーム
  2.  > 連載コラム

バイオリンワークショップ

第130回 鈴木 徹(2016.11.05)

こんにちは、クレモナのコントラバスメーカーの鈴木徹です。 僕はベースや弓を作ったりしているんだけど、どうしてクレモナの楽器は売れるのになんで日本の製作者の楽器は ...続きを読む

無視できないムシの話

第129回 大森 琢憲(2016.10.20)

1.はじめに 皆さんは楽器が失われるとき、と聞いてどんな原因を思い浮かべるでしょうか。 交通事故・火災・紛失・盗難etcどれも想像するだけでしょんぼりするような ...続きを読む

父と音楽

第128回 中西 桂仁(2016.10.05)

去年の展示会の時期に丁度重なるように父が亡くなった。2年ほどの闘病の末、最後の数ヶ月は自身で歩く事もできなくなり、病気のせいで幻聴や妄想がひどくなっていった。何 ...続きを読む

手帳

第127回 古川 皓一(2016.09.20)

5~6年前から手帳を使うようになりました。 それまでは工房に置いてあるB4サイズのカレンダーに予定などを書き込んでいましたが、携帯したいのと、人に見られるのでお ...続きを読む

イタリア中部地震

第126回 百瀬 裕明(2016.09.05)

先月24日未明、イタリア中部をマグニチュード6.2の地震が襲った。震源が浅かったこともあり建物の被害は甚大で、いくつかの町はほぼ壊滅状態になった。もちろん地震そ ...続きを読む

夏の風物詩

第125回 西村 祐司(2016.08.20)

今回で2回目のコラムです。前回は2年前、これまた夏の掲載だったので夏に因んだ内容を少し。 8月に入ったある日の帰り道、近所の公園を通ると、提灯やテント、そして紅 ...続きを読む

D.I.Y.のすすめ

第124回 三原 博志(2016.08.05)

昨年の5月に広島県の三原市で開業して1年が過ぎました。 皆様からよく、名前が三原だから三原市で開業したの?と聞かれたりします。 ネタとして面白いのでそれはそれで ...続きを読む

時間(とき)の長さは時により人によりけり

第123回 大島 宗史(2016.07.20)

2014年12月にイタリアから帰国し怒涛の一年半が経過しました。帰国してから半年後に樟葉に工房をオープンさせ、翌年にあたる今春には結婚し、さらに来年には子供が生 ...続きを読む

ガラス瓶

第122回 山根 洋美(2016.07.05)

初めまして。初コラムです。よろしくお願いします。 テーマを何にしたらよいか悩みましたので、とりあえず身近な物の事を書いてみます。 私はガラス瓶が好きです。特に高 ...続きを読む

JR大回り乗車の旅

第121回 田中 和彦(2016.06.20)

今回は、鉄道マニア(鉄ちゃん)の息子と、一日かけてJRで乗り鉄の旅をしてきました。 大回り乗車とは、大都市近郊区間で正式に認められている乗車方法で、解りやすく云 ...続きを読む

誇らないのが誇り

第120回 篠崎 渡(2016.06.05)

少し埼玉の話をしよう、バイオリンのことはさておいて。 みなさんは埼玉県のことはどれくらいご存知であろうか?西日本の方には関都府県の地理的理解が大雑把な方が多いよ ...続きを読む

バイオリン製作と冒険

第119回 岩井 孝夫(2016.05.20)

随分昔の話です。 私が20代の時、テントと自転車を担いで飛行機の片道切符を握りしめ、イタリアのクレモナにバイオリン製作を学びに行きました。誰の紹介もつてもなく、 ...続きを読む

カルテット製作に挑む

第118回 やち 陽子(2016.05.01)

カルテットは私が弦楽器を製作するようになった時からキャリアの中で一度は挑戦したいと思っていた作品群です。幸運にも2年の歳月をかけじっくり取り組む事が出来ました。 ...続きを読む

関西弦楽器製作者協会展示会を開催するまでの準備

第117回 城戸 信行(2016.04.20)

2016年5月5日、6日、7日と大阪市中央公会堂で関西弦楽器製作者協会の第8回展示会が開催されます。 2015年、中央公会堂での第7回展示会の様子 展示会開催ま ...続きを読む

アトリエハーモニー・ペルナンブコ材の音

第116回 河辺 恵一(2016.04.05)

弓製作の材料となるペルナンブコ材。 その材料選びにも役立つ、個々の材木の持っている音の違いを動画でお話をしてみました。 出来上がった弓からでは聴き取ることの出来 ...続きを読む

お寺とヴァイオリン

第115回 安富 成巳(2016.03.20)

実は私の実家は田舎のとあるお寺です。 たまに帰省した時に、お御堂でヴァイオリンを練習したりします。不思議とお御堂の雰囲気、響きなどがヴァイオリンと合っていて、練 ...続きを読む

以前から認められていた日本の道具類

第114回 藤井 勉(2016.03.05)

皆さまこんにちは。3回目の投稿になります。 今回は、道具について書いてみます。昨今は、日本ブームで、和食や観光地、工芸品など、海外の方たちに人気がありますが、日 ...続きを読む

そくせき

第113回 清水 陽太(2016.02.20)

いくつかの意味がある言葉 “そくせき”。 もちろんこの業界 “即席” はほとんどなく、その昔ヴィヨームという人が楽器職人がいないような地域の頻繁に都市部に出てこ ...続きを読む

赤モミの産地をたずねて

第112回 三宅 広(2016.02.05)

北イタリアにフィエンメというところがあって、そこがバイオリンの表板材になる良質の赤モミの産地であるということは前から聞いて知っていたし、実際にフィエンメ材を使っ ...続きを読む

寒い冬と暖炉

第111回 伊東ラッザリ渚(2016.01.20)

一月半ばになり、この冬も折り返し地点を過ぎたところでしょうか。しかし暖かくなる日はまだまだ遠そうで、クレモナは冷え込みが厳しい日が続いています。 イタリアの暖房 ...続きを読む

なおらない性格

第110回 畑 亮一(2016.01.05)

年の初めにこんなことを書くのも気が退けるのだが、実は極度の「めんどくさがり屋」である。若いころからそうだったが、ある程度の年齢になってきて輪をかけて「めんどくさ ...続きを読む

Buon Natale! Presepe(Presepio)

第109回 馬戸 建一(2015.12.20)

早いもので12月半ば。 例年になく暖かい気候になっていますが、恒例の冬支度。今月に入ってから我が家で用意したものはこちら。 Presepe /プレゼーペと呼ばれ ...続きを読む

音楽はからだ、からだは音楽?

第108回 鈴木 公志(2015.12.05)

この三回目のコラム執筆になります。一回目、二回目共に楽器についてほぼ触れない内容でしたので、今回は少しそれらしいものを。と言っても楽器の製作については他の方にお ...続きを読む

ミラノの師をたずねて

第107回 永石‎ 勇人(2015.11.20)

冬も寒くなってきたイタリアですが、今週末より合宿にいきます。 夏の予定でしたが、お互いに時間が合わず冬までずれ込んでしまいました。 昔も今もこれからも勉強するこ ...続きを読む

それでも残る個性

第106回 糟谷 伸夫(2015.11.05)

私は自身のバイオリン製作活動と並行するようにバイオリン製作教室も行っています。 あくまでも趣味として製作をしてみたいという方へ向けた製作教室ですが、半ばプロにな ...続きを読む

新陳代謝

第105回 西村翔 太郎(2015.10.20)

貴族のお屋敷が並ぶ通り。取っ付きにくい印象ですが、よくみると庶民的なお店もちらほら こんにちは。 私事ですがこの度、工房兼自宅を引っ越しました。以前はストラディ ...続きを読む

類は友を呼ぶ

第104回 猪子 宏明(2015.10.05)

私の工房は地方都市にあるので、弦楽器人口も都会に比べるとかなり少ないです。 そんなわけで修理やメンテナンスの依頼もそんなに多くないので、楽器を作る時間が出来るの ...続きを読む

職人と遊び

第103回 岸野 大(2015.09.20)

今回は楽器製作者にとっての趣味=遊びについて書いてみようと思います。 もしかすると一般的な楽器職人のイメージはひたすら自分の工房に閉じこもって仕事ばかりしている ...続きを読む

アンサンブル バスフライト オリエンテショールームコンサート コントラバスっておもろいやんVol.5

第102回 東 義教(2015.09.05)

毎度おおきに、ヒガシ絃楽器の義教です。また私の番です、夏の終わりに作文の提出…これは宿題…。 今回は先日平成27年8月30日に行われた、アンサンブル バスフライ ...続きを読む

真夏のはぎ合わせ作業

第101回 高橋 明(2015.08.20)

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。 暑いですね~。日本も猛暑のようですが、今年はクレモナも例年にないほどの猛暑です。7月中旬は、イタリア国内で2番目に暑い都市 ...続きを読む