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将棋

第87回 江畑 正一(2015.01.20)
江畑 正一

私が将棋を始めたのは小学4年の時で、きっかけは昼休み中によくやっていた担任の先生との賭け将棋でした。時間内に勝てば100円もらえるというので(負けた場合何もなし)自分も含め男友達はみんな目を ¥ ¥ にして必死に駒の動きから陣形の作り方を覚えました。

結局、自分は勝つことはなかったのですが、それ以後も将棋は度々続けていました。クレモナに住むようになって2年目の時、無性に将棋をしたくなったけど駒が無かった。じゃ、作ってしまえということでバイオリン材の端材等を使って何人かと手分けして作ってみたんです。ランクの高い駒は虎杢がギラギラの木を使って強そうに(実際の強さは変わらないが、、、。)仕上げてみました。

クレモナに当時住んでいた日本人の仲間同士でプチ将棋大会を行って、勝ち抜いた人がその駒を持つことができるようにしてそれなりに楽しんでいたけど、あの駒は今誰がもっているのだろうか。。。?

 実はあまり知られていませんが、将棋は小将棋、中将棋、大将棋の種類(規模)がある(正確にはまだ規模の大きなものが存在したようですがあまり遊ばれなかった。)ようで、普段目にする本将棋は小将棋の規模で、相手から取った駒を再利用できるようにした持ち駒制は16世紀くらいにできたそうです。

名前の通り大将棋は規模が大きく本将棋が9×9の盤に対し15×15で、駒数は本将棋が総数40個に対し大将棋は130個とかなり違います。駒の種類もいろいろあって、飛車より強そうな動きをするのや、ある駒は二回動けたり、また、ある駒は敵陣内で成ると太子という名称になり、その場合、自分の王将がとられてもその成駒が残っていればまだ負けが成立しないというのです。スゴイ。
一度、ご興味ある方は試されてはいかがでしょうか? 普通にワンゲームに5,6時間かかるそうですが。。。

次回は2月5日更新予定です。

次回、関西弦楽器製作者協会展示会は2018年4月22日(日)です