1. ホーム
  2.  > 連載コラム
  3.  > 第67回 岸野 大(2014.03.05)

展示会へむけて

第67回 岸野 大(2014.03.05)
岸野 大

関西弦楽器製作者協会のホームページでもお知らせしていますが、当協会の年間を通しての最大のイベント、展示会が今年も開催されます。
毎年会場確保の都合も有って開催時期はバラバラですが、今年はゴールデンウィークの真っただ中、5月の4日、5日の両日に開催します。

昨年の展示会準備の様子昨年の展示会準備の様子

元々、小売店や業者を通してではなく、我々楽器を作っている職人たちが直接、楽器を演奏している皆さんと交流でき、自分たちの楽器をアピールできる場を作ろう、というコンセプトで始まったこの展示会も今年で六回目を迎えます。
おかげ様で年々来場いただくお客さんや、自分も楽器を出展したいと協会に入会するメンバーも増え、規模も大きくなってきていますが、上記のようなコンセプトで始まった展示会なので、企画運営や準備などもすべて協会員の弦楽器職人たちが分担して行っています。

展示会開催の数か月前から何度かの運営会議を重ねて本番当日の準備を進めるのですが、いつもは自分の工房にこもって楽器と向き合っている職人たちの集まりですから、会議の話し合いはなかなかうまくまとまりません。
決して意見が対立してまとまらないという訳ではなく、関東や東北、遠くはイタリアから会議に参加しているメンバーもいるので、お互いの近況報告や最近こんな道具を見つけたとか、あそこの馬毛はなかなか良かった、というような情報交換に花が咲き、気がつけば決めなければいけない議題の話がまったく進んでいなかった、ということもあります。
会議が終わり、集まったメンバーで食事に行ってもやはり話題は楽器の事、本当に楽器が好きな人間の集まりなんだなと実感します。

そんな職人たちの文字通り手作りの展示会、決してイベント会社が企画するような派手さはありませんが、ご来場いただく皆さんにどうすれば快適に楽器を見ていただき展示会を楽しんでもらえるのか、どうすれば私たちの楽器の良さを皆さんに伝えることが出来るのかを皆で一生懸命考えて準備を進めています。
昨年好評だった展示楽器を使ってのコンサートに加え、今年はさらにそれぞれの楽器の個性や、作り手の思いが伝わるような企画を出来ないかと話し合いを重ねています。

チラシやパンフレットの編集も。チラシやパンフレットの編集も。

今年の展示会用チラシ今年の展示会用チラシ

皆さん今年のゴールデンウィークはぜひ、中之島中央公会堂にお運びください。
私たちも皆さんにお会い出来るのを楽しみに、良い楽器を作るのはもちろん、様々な準備を進めてご来場お待ちしています!

次回は3月20日更新予定です。

次回、関西弦楽器製作者協会展示会は2018年4月22日(日)です