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音楽との関わりとして

第33回 鈴木 徹(2012.06.05)
鈴木 徹

音楽、とは時間の内において存在する芸術である。

実在せず、形を取らず、しかし記憶の中に刻み込まれるものだ。
あるいは記憶の中にあったものが呼び起こされるとも言えるか。

ドクン、ドクン、と心臓の鼓動、それによって流れる血液。
音楽の源はこの心臓の刻むリズムであり、それに乗って流れる血液はメロディー。
もしかしたら宇宙の中の何かの響きかもしれないけど。

このあいだ知り合いの音楽家が
「音楽をやっているとある瞬間、四次元に触れることができる、そうして,その音楽している空間を歪めることができる。」
と言っていた。

このような力を持っている音楽、それを引き出すことのできる音楽家。
僕の作った楽器によってそんな音楽を奏でてもらえたらいいな。

次回は6月20日更新予定です。

次回、関西弦楽器製作者協会展示会は2018年4月22日(日)です