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バイオリン工房ができるまで。

第30回 城戸 信行(2012.04.20)
城戸 信行

我が家はもともと三味線屋でした。今も三味線屋として営業しておりますが。
そのお店の半分をバイオリン工房に改装することになりました。

3月で会社を退社するも決まり、店の改装の日程も決まり、4月の半ばあたりにめでたく工房オープン・・・と思っていたところ、3月11日に東日本大震災がおこりました。
大変な地震と津波でほんとうに被災された方には謹んでお見舞い申し上げます。

大震災の影響で、関西のほうにも、資材が入って来ない・・・コンパネのほとんどは福島で生産されているらしく、資材がない・・・とゆうことで工事が始められませんでした。
4月の半ばあたりにやっと資材が入って来るようになりましたが、今までストップしていた工事がいっせいに始まりだすと、次は大工さんが集まらない。
なかなか工事が進みませんでした。

そんな中でまずは店の半分を解体するところからでした。
店の中は埃まみれで、解体の騒音もすごく、半分だけ解体するのは大変でした。
解体も無事おわり、次に改装工事が始まりましたが、会社も退社してしまいましたので、やることがない・・・。
どうしようかと思っていると、業者さんが、「セットアップの仕事するか?」と仕事を持って来てくれたり、地方の楽器屋さんが修理を送ってくれたり、展示会に呼んでくれたりと、ほんとうにみなさんの優しさに感謝しております。

そして6月の半ばあたりにやっと工房をオープンすることが出来ました。みなさま神戸に遊びに来た際はぜひ遊びにきてください。

次回は5月5日更新予定です。

次回、関西弦楽器製作者協会展示会は2018年4月22日(日)です