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第2回 馬戸 建一(2011.02.20)
馬戸 建一

「ダーリンは外国人」って知ってます?私はまだ見てないんですがね。うちの奥さん、日本語も英語も3ヶ国語使えるイタリア人なんです。ボローニャ/Bologna出身の在日7年目。出会ったのは5年前だったか、日本に来て2年ちょいの彼女の日本語力にびっくりしたのを覚えています。「普段は何語で会話してるの?」なんてよく聞かれるんですが、普段の夫婦間の会話はほとんど日本語で当然私のイタリア語は少しずつの成長であります。。
ま、その辺はおいといて、、、。
英語の「ダーリン/Darling」って男の人のことだとずっと思っていたんですが、男女間で使う言葉だったんですね。ちなみにイタリア語では「Caro・Cara(カーロ・カーラ)/Tesoro(テゾーロ)」って使うんですね。意味は「宝物」みたいな感じかな。ってなことを辞書なしに知ることができるのは特権です。
散歩のときなど日本のお店などの看板をみては可笑しな英語やイタリア語を教えてくれます。どうも日本語英語ってのもたくさんあるみたいで。そんな間違い探しもあり、文化の違いを教えあったり、それなりに楽しんでいます。

 

そんなこんないろいろありまして子どもが出来ました。
琢充(たくみ)はもうすぐ2歳です。彼はまだ言葉少な目ですが、イタリア語・日本語を少しずつ喋るんです。バイリンガルにするには父親が日本語!母親がイタリア語!家族の会話は日本語!!ってきっちり分けた方が良いんですって。難しいですけどね。
年末年始彼らはイタリアで過ごしたんですが、帰ってからの彼の“引き出し”が増えたことに驚きました。「あぷりあぷり」「めーらめーら」「ぴぴ」「かっか」などなど。むこうのおばあちゃんに教育を受けたのか、同年代の従兄妹に揉まれたのか、ほんと成長の速さにもびっくりしています。
ちなみに「あぷり」開けてってこと。「めーら」リンゴのこと。「ぴぴ」※※「かっか」※※ここでは言えません。

 

もちろん日本語も「じいちゃん」「ばあちゃん」「わんわん」・・「あっち」・・「あか」「あお」「きいろ」などなど。最近気になるのは「いっぱいや」などの「・・・や」って関西弁。
これは仕方ないですね。関西弁でなかった奥さんにもうつってきてますから。

子どもを見てるとふと。
覚えたことを何回も繰り返し、間違っていてもお構いなしで、挙句の果てに「ん」とジェスチャーだけで思いを伝えてきます。聞き手の私どもも理解してやろうと必死に彼のことを思い考え努力します。
長い時間一緒にいて、相手のことを知り、知ってもらえれば、彼のようにわずかな単語と「ん」だけで海外暮らしスタート出来るんではないかと思うんですが、甘いか。

次回は3月5日更新予定です。

次回、関西弦楽器製作者協会展示会は2018年4月22日(日)です